帰化する10のメリット・3つのデメリット【行政書士が解説】

帰化するメリット・デメリット【行政書士が解説】 帰化申請
  • 帰化のメリットは?
  • 帰化のデメリットは?
  • 帰化の流れを知りたい!

これから帰化を考えている方。

帰化のメリット・デメリットは知っておきましょう。

 

なぜなら帰化すると今までの生活が変わるからです。

 

★この記事を書いた人

帰化専門の行政書士。

相談件数1000件以上。帰化の許可率100%を持続。

そこでこの記事では帰化するメリット・デメリットについて解説します。

 

この記事を読むことで帰化すると何が変わるのかわかります。

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行政書士塚田貴士事務所のサイト

帰化する10のメリット

帰化するメリット

  1. 日本国籍を取得できる
  2. 日本のパスポートを持てる
  3. 日本国民と同じ社会保障を受けられる
  4. 在留資格の更新が不要
  5. 参政権を得ることができる
  6. 銀行から融資を受けることができる
  7. 強制送還をされることがない
  8. 日本人の名前を名乗れる
  9. 自由な仕事に就ける
  10. 兵役の心配をしなくて済む

1.日本国籍を取得できる

帰化(日本国籍の取得)

帰化すると日本国籍を取得することができます。日本にずっと住み続けるのであれば帰化していると便利です。

 

例えば、外国籍のままだと次の手続きが発生した場合は本国への届出が必要になります。

  • 出生
  • 結婚
  • 死亡

帰化すると本国への届出は不要になります。

 

  • 新たな戸籍が作られる

帰化すると日本人としての戸籍が作られます。戸籍がある=日本人としての証明になる。

 

また、結婚していれば夫婦で同じ戸籍にはいることができます。

 

  • 不当な偏見から解放

悲しい話ですが、国籍による差別もゼロではありません。

  • 日本国籍にしないと結婚を認めない親族がいる
  • 外国人が理由で正社員として採用されない
  • 国籍の違いによるイジメ

 

帰化することで、不当な偏見がなくなることがあります。

2.日本のパスポートを持てる

パスポートをもつ男性

日本のパスポートは世界的に見て信用度が高いです。

 

ビザなしで渡航できる国が190ヶ国以上あります。ビザの手続きを踏まなくてもいいので、渡航手続きが楽になります。

 

さらに日本のパスポートは取得も簡単で、再入国申請なども不要なので簡単・自由に海外に行けます。

 

パスポートは身分証明書の代わりになるので在留カードを常備していなくてもよくなります。

3.日本国民と同じ社会保障を受けることができる

年金

年金・医療・教育等の社会保障について日本人と同じ権利を持つことになります。

 

一定の年齢になれば年金ももらえるし、病気になれば医療費負担の軽減もあります。

 

日本の社会保障制度はとても充実しています。受けられる恩恵は大きいでしょう。

4.在留資格の更新が不要

カレンダーと青いボールペン

日本に滞在している外国人はなんらかの在留資格を有しています。

  • 就労ビザ
  • 結婚ビザ
  • 永住ビザ
  • 家族滞在ビザなど

在留資格には期限があり、引き続き日本に滞在するには更新手続きが必要です。

 

帰化すると在留資格の更新は不要。もっといえば在留資格に関する手続きからすべて解放されます。

5.参政権を得ることができる

投票

帰化することで『政治に参加』することができます。

 

選挙に行って投票ことができますし、自分が立候補してもいいのです。

 

選挙に行くということは政治に対して自分の意見を主張できる重要な権利です。

 

また公務員の役職に就くことも可能です。公務員になることで手厚い福利厚生や安定した収入を得ることができます。

6.銀行から融資を受けることができる

銀行

家や車など高額な買い物する時に銀行から融資を受けたり、ローンを組みやすくなります。

 

例えば家を購入する場合、一括で支払うの大変です。融資やローンが組めると家や車の購入ハードルが下がります。

 

外国人はいずれ本国に帰ってしまう恐れがあるので銀行も貸しにくいのです。

 

日本国籍を取得することで銀行も安心して貸すことができます。

7.強制送還をされることがなくなる

強制送還

在留資格を持っている外国人は犯罪を犯すと強制退去を命じられることがあります。

 

つまり、日本から追い出されてしまいます。

 

帰化すると日本人になるので、犯罪を犯しても日本の牢屋に入ることはあっても日本から追い出されることはありません。

8.日本人の名前を名乗れる

日本で生活する外国人は『通称名』を使用することができます。

 

通称名とは日本での呼び名、いわばニックネームのようなものです。

 

帰化することでニックネームではなく、本名として日本人の名前を使用することができます。

9.自由な仕事に就ける

喜ぶビジネスマン

帰化すると好きな仕事に就くことができます。就労制限のある在留資格では自由に仕事を選ぶことができません。

 

日本国籍を取得することで就職、転職、独立開業など自由に仕事をすることができます。

10.兵役の心配をしなくて済む

韓国など国によって兵役義務があるところがあります。

 

帰化することで母国の兵役について悩む必要はなくなります。

帰化申請の代行【全国対応】

帰化する3つのデメリット

帰化のデメリット

  • 本国の国籍がなくなる
  • 本国に帰るのにビザが必要になる
  • 帰化申請が大変

1.本国の国籍がなくなる

日本は二重国籍を認めていません。つまり日本に帰化すると本国の国籍は失います。

 

国籍を失うと、再び本国の国籍に戻ることは難しいです。

2.本国に帰る時にビザが必要

親や兄弟に会うため本国に行くときにビザが必要になる場合があります。

 

今まで本国に帰省する時は在留資格やビザは不要でした。

 

しかし、帰化すると日本国籍になります。日本人として本国に行く際、入国ビザが必要になる場合があります。

3.帰化申請が大変

帰化申請は大変

日本人に帰化するには『帰化申請』が必要です。

 

しかし、申請手続きは多くの時間と手間がかかります。なぜなら膨大な書類を集めなければならないからです。

 

帰化申請を試みるも手続きの大変さに挫折してしまう人もいます。

 

自分で帰化申請が困難な場合は手続きを行政書士に依頼することができます。

 

行政書士に依頼することで膨大な書類集めや書類作成をしなくて済みます。

 

当事務所でも帰化申請の手続きを代行しています。お困りでしたらお気軽にご相談ください。

≫参考:【帰化の専門】行政書士が帰化申請サポート

帰化するまでの流れ

帰化申請の流れ

帰化の流れを見ていきましょう。

 

  • 帰化の条件を満たす

最初は帰化の条件を満たしているか確認しましょう。

 

帰化するには定められた条件をクリアしなければなりません。

≫参考:帰化するための7つの条件

 

  • 帰化申請

条件を満たしていたら法務局に帰化申請しましょう。

 

申請手続きは帰化申請書を作成したり、必要書類を揃えていきます。

≫参考:帰化申請に必要な書類とは?【行政書士が解説】

 

  • 帰化申請から約2ヶ月後に面接

申請から約2ヶ月後に担当者と面接があります。

配偶者がいる場合は同席を求められることもあります。

≫参考:帰化申請の面接で何を聞かれるの?

 

  • 面接から約1年で許可

≫参考:面接から許可がおりるまでの期間と注意点

許可がおりると申請者に通知されます。

まとめ【帰化する10のメリット・3つのデメリット】

帰化をすると10のメリット

  1. 日本国籍を取得できる
  2. 日本のパスポートを持てる
  3. 日本国民と同じ社会保障を受けられる
  4. 在留資格の更新が不要
  5. 参政権を得ることができる
  6. 銀行から融資を受けることができる
  7. 強制送還をされることがない
  8. 日本人の名前を名乗れる
  9. 自由な仕事に就ける
  10. 兵役の心配をしなくて済む

 

★帰化する3つのデメリット

  • 母国の国籍がなくなる
  • 母国に帰るのにビザが必要になる
  • 帰化申請が大変

帰化するメリット・デメリットを見てきました。

 

本国に帰ることなく、日本にずっと住み続ける予定なら帰化することをオススメします。

 

日本人になったほうが社会保障や参政権の権利が得られるからです。

無料相談のご案内

帰化申請の相談

  • 日本国籍を取得したい
  • 帰化申請したいが手続きが大変
  • 帰化申請を代行してほしい

上記に当てはまる方は当事務所にご相談ください。

 

帰化申請は多くの書類を集めなければなりません。

 

最初は自分で挑戦するも途中で挫折する方もいらっしゃいます。

 

面倒な書類作成、書類収集は行政書士にお任せください!

 

当事務所が代行することで面倒な作業から解放されます。

 

無料相談はお電話、又はお問い合わせフォームから承っております。お気軽にご相談ください。

記事の監修者

行政書士 塚田貴士行政書士塚田貴士事務所

代表 塚田 貴士

 

【専門分野】

帰化申請、外国人の在留資格。

帰化申請の相談実績1000件以上。許可率100%を継続中。

運営サイト:https://kika-help.com/

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