- 帰化の面接は何を聞かれるの?
- 面接はいつあるの?
- 面接がうまくできるか心配…
帰化申請をした後に面接があります。
『面接って一体どんな感じなんだろう?』
と不安な方もいるでしょう。
この記事では面接で聞かれる事やポイントを解説をします。
- この記事の結論
- 面接では主に家族や仕事などの日常生活について聞かれる。
- 帰化申請から約3か月後に面接が行われる。
- 面接では『ウソ偽りなく』真実を話せば問題ない。
帰化には『面接』があります!
帰化申請後に法務局の担当者と面接があります。
面接を受ける人
15歳以上の申請者。
15歳未満の未成年者は面接がありません。
結婚している方は配偶者の同席を求められるケースがあります。
面接の時期
申請から2~3か月後です。
法務局から『面接に来てください』という連絡がきます。
面接は平日の昼間。
日程は申請者の都合に合わせてくれます。
面接当日の服装
服装は自由です。
スーツの必要はなく、普段着で行っても構いません。
ただし、派手な服装は担当官の印象を悪くする可能性があります。
清潔感のある服装を選びましょう。
面接当日の持ち物
- 受付票
- 在留カード
- 運転免許証
- パスポート
上記の他に追加資料を求められることがあります。
面接(面談)では何を聞かれるの?
基本的には提出した帰化申請書類の内容に沿った質問がされます。
具体的には申請者の家族関係、仕事、犯罪歴まで幅広く質問されます。
面接時間は約1時間です。
- 主な質問内容
- 出生から現在までの経緯
- 家族について
- 仕事に関すること
- 納税について
- 過去の犯罪歴について
- 日本語能力の確認

出生から現在までの経歴
- 質問内容
- 出生地は?
- 日本に来た理由
- 過去の居住歴や今後の引っ越し予定について
家族構成について
- 質問内容
- 配偶者や婚約者の有無
- 子どもの有無
- 同居の家族はいる?
- 兄弟姉妹はいる?
- 家族は帰化に賛成しているか
申請者の仕事に関すること
- 質問内容
- 過去の職歴(アルバイト歴も含む)
- 現在している仕事内容
- 給料の額
- 今後の転職予定は?
納税について
- 質問内容
- 税金を納めているか
- 年金を納めているか
過去の犯罪歴について
- 質問内容
- 警察のお世話になった経験はあるか
- 入管とトラブルになった経験はあるか
- 交通違反はある?
- 暴力団員や犯罪組織に属していないか
日本語能力の確認
- 質問内容
10歳程度の日本語能力はあるか
面接中に担当官は日本語能力も審査しています。
日本語でコミュニケーションが取れるのか?
さらに簡単なペーパー試験を受けることがあります。
面接で不許可になる場合はある?
面接で帰化申請が不許可になるケースは少ないです。
質問に対して『ウソ』はダメですが、真面目に誠実に答えれば大丈夫です。
逆にウソをつくと不許可になる確率が高くなります。
緊張のあまり間違ったことを答えてしまう場合があります。
しかし、帰化は条件を満たし、かつ書類さえ揃っていれ許可はおります。
面接で上手く受け答えができなくても気にする必要はありません。
まとめ【帰化申請の面接について】
帰化申請後に担当官と面接があります。
面接では主に『提出した書類の内容』について質問されます。
面談時間は1時間程度です。
話すのが苦手でも、うまく答えられなくても大丈夫です。
面談は緊張すると思いますがウソをつかず、真実を話してください。

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