帰化申請の流れや許可までにかかる期間は?

帰化申請の流れと期間を行政書士が解説【日本国籍を取得する流れ】 帰化申請
  • 帰化申請の流れを知りたい!
  • 帰化までにどのぐらいの期間が必要?
  • 早く帰化するには?

これから帰化したい方。

『帰化申請の流れを知りたい』と思っていませんか。

 

どのような流れでどのぐらいの期間で帰化できるのか気になる方も多いと思います。

 

★この記事を書いた人

帰化専門の行政書士。

相談件数1000件以上。帰化の許可率100%を持続。

そこでこの記事では帰化するまでの流れと期間について解説します。

 

この記事を読むことで帰化までの流れと必要な期間がわかります。

\ 相談件数1000件以上! 帰化の専門/

行政書士塚田貴士事務所のサイト

帰化申請の流れ

帰化の流れを確認しましょう。

  1. 法務局で事前相談
  2. 帰化申請書の作成、必要書類の収集
  3. 帰化申請の受付
  4. 面接
  5. 帰化の許可

1.法務局で事前相談

法務局

最初にすることは法務局に行って帰化相談を行います。現在、住んでいる住所を管轄している法務局に行きましょう。

 

管轄の法務局を知りたい方は下記をリンクをクリックしてください。

≫参考:管轄の法務局一覧

 

相談は予約制です。いきなり行っても受け付けてくれないので必ず電話予約をしましょう。

 

帰化には条件があります。まずは帰化の条件を満たしているか確認してもらいます。

 

条件を満たしているか確認するため以下のような質問がされます。

  • 日本に来日した経緯
  • 現在の在留資格と有効期間
  • 仕事内容
  • 家族構成
  • 犯罪歴の有無
  • 納税の有無
  • 交通違反歴の有無
  • 年金、健康保険料の納付の有無

≫参考:帰化するための7つの条件

 

ヒアリング後に日本語テストが実施されます。

 

日本国籍を取得するので日本語の読み、書きができるのかテストされます。

 

テストの内容は日本語の文章を読ませたり、日本語で書かれた質問に解答していく形式です。

 

小学校3年生程度の日本語能力があれば突破できます。

 

テストは担当者が必要と判断した人のみが行われます。全員が実施されるわけではありません。

 

要件を満たし、テストに合格すると必要書類を指示されます。

 

帰化の相談は1時間程度で終了します。

2.帰化申請書の作成・必要書類の収集

生計の概要【その1】【記入例】

帰化申請書

相談後は指示された書類を集めていきます。

 

必要書類は大きくわけると次の3つに分類されます。

  • 帰化申請書の作成
  • 日本の役所等で取得する書類
  • 母国で取得する書類

★帰化申請書の作成

帰化申請には書類作成が必要です。法務局で申請書とマニュアルを渡されるのでマニュアルに沿って書類を作成していきます。

 

作成する書類の数は10枚前後。書き方を間違うと修正を指示されます。

 

自分で書類作成が困難な方は行政書士の活用をオススメします。

≫参考:【帰化の専門】行政書士が帰化申請サポート

 

★日本の役所等で取得する書類

市区町村役場、年金事務所、税務署など各行政機関で取得する書類を集めていきます。

≫参考:帰化申請に必要な書類一覧

 

★本国(母国)で取得する書類

帰化申請には申請者の母国の書類が必要です。

 

例えば、以下の書類を集めます。

  • 出生証明書
  • 結婚証明書
  • 親族関係証明書
  • 陳述書

書類は日本の在日大使館で取得できるものもありますが、国によって本国まで行かないと取れない場合もあります。

 

本国に家族がいるなら家族に取得してもらい、郵送してもらう方法もあります。

 

帰化申請書の作成、必要書類の収集に1か月~2か月程度かかります。

3.帰化申請の受付

面接風景

書類が用意できたら法務局に提出しましょう。ただし、書類に不備があると受付してもらえません。

 

修正して再提出します。完璧な書類を用意するまでに通常2~3回は法務局に通わなければなりません。

 

問題がなければ受付してもらえます。

 

行政書士 塚田
行政書士 塚田
事前相談から受付まで3か月程度は見ておきましょう。

 

申請が受理されたからといって許可がおりるとは限りません。

4.面接

面接のイメージ

受付から3~6か月後に法務局で面接が行われます。申請者はもちろん、配偶者も呼ばれる場合があります。

 

面接では提出した書類の内容や現在の状況について質問されます。

 

ウソをつかず、ありのままを話せば問題ありません。

≫参考:【重要】帰化申請の面接では何を聞かれるの?

5. 自宅訪問、職場訪問

必ずではありませんが、法務局の担当者が自宅や職場に訪問することがあります。

 

いきなり来ることはなく、訪問日を指定して訪問するケースが多いです。

6.許可

パスポートをもつ男性

面接から約1年後に許可・不許可の結果がきます。

 

許可の場合、法務局から電話がきます。後日、法務局に出頭し、帰化許可通知書と身分証明書を受け取って終了です。

 

帰化後は戸籍やパスポートの取得など必要な手続きがあります。

≫参考:帰化後の手続きについて

帰化申請の流れと期間

帰化申請の流れ

帰化の流れと、それに要する期間は以下のとおりです。

帰化申請の流れ 期間
帰化の相談 1日
帰化の書類作成・書類収集 1~2ヶ月
帰化申請の受付 1日
帰化の許可 約1年

 

最初、法務局での事前相談~許可までトータル1年半はかかると思っておきましょう。

帰化申請の代行【全国対応】

帰化申請に必要な費用

帰化申請に必要な費用

帰化申請にかかる費用は大きく次の2つです。

  • 書類の取得代
  • 行政書士に依頼した場合は代行費用

帰化申請に必要な書類は少なくても数十枚。多い方で100枚を超える方もいます。

 

例えば、本国の証明書、住民票の写し、課税証明書、納税証明書などです。これらは1枚数百円ですが量が多いので結構な金額になります。

 

集める書類は個々によって異なるので金額も変動しますが、トータル数千円~1万円は必要です。

 

自分で書類作成や書類収集が苦手な方は行政書士に依頼することもできます。

 

行政書士に依頼すると費用が発生しますが、費用は各行政書士によって様々です。

 

帰化申請を行政書士に依頼すると相場は20万円程度です。

帰化申請は自分でもできるが大変

帰化申請は大変

行政書士に頼まず自分で申請手続きを行う人もいます。

 

自分で行うことも可能ですが大変です。

 

申請には不備・不足のない書類を提出しなければなりません。

 

しかし、集める書類の量は膨大。何度か法務局に足を運んで書類を点検してもらう必要があります。

 

通常、3~4回は法務局に行かなければなりません。法務局は平日しかやっていないので仕事をしている人は休むなど対策が必要です。

 

自分で挑戦したけど、途中で嫌になって挫折するケースもあります。

早く帰化したいなら行政書士がオススメ!

行政書士に帰化の相談

帰化にかかる期間は約1年半。かなり時間がかかります。

 

期間を短縮するには書類作成や書類集めを早くすることが重要です。

 

そこで活躍するのが行政書士。行政書士を活用することで書類作成の期間を大幅に短縮することができます。

行政書士が帰化申請代行

さらに、面倒な書類作成や書類収集はしなくてOK。行政書士が代行してくれます。

無料相談のご案内

帰化申請の相談

  • 日本国籍を取得したい
  • 帰化申請したいが手続きが大変
  • 帰化申請を代行してほしい

上記に当てはまる方は当事務所にご相談ください。

 

帰化申請は多くの書類を集めなければなりません。

 

最初は自分で挑戦するも途中で挫折する方もいらっしゃいます。

 

面倒な書類作成、書類収集は行政書士にお任せください!

 

当事務所が代行することで面倒な作業から解放されます。

 

無料相談はお電話、又はお問い合わせフォームから承っております。お気軽にご相談ください。

記事の監修者

行政書士 塚田貴士行政書士塚田貴士事務所

代表 塚田 貴士

 

【専門分野】

帰化申請、外国人の在留資格。

帰化申請の相談実績1000件以上。許可率100%を継続中。

運営サイト:https://kika-help.com/

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