帰化申請書の『親族の概要』の書き方を専門行政書士が解説

帰化申請の親族の概要の書き方 帰化申請書

これから帰化申請する方。

 

親族の概要の書き方を知りたい』と思っていませんか。

 

初めての場合、どうやって書いたらいいのか迷うことがあります。

 

★この記事を書いた人

帰化専門の行政書士。

相談件数1000件以上。帰化の許可率100%を持続。

そこでこの記事では『帰化申請書の親族の概要』の記入方法を解説します。

 

この記事を読むことで親族の概要の書き方がわかります。

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帰化申請書類の『親族の概要』について

親族

この書類は申請者の親族の情報を記入します。

 

【記入する親族の範囲】

  • 配偶者(夫、妻)
  • 子(養子も含む)
  • 両親(養親も含む)
  • 兄弟姉妹
  • 配偶者の両親
  • 内縁の夫(妻)

このなかで亡くなった方がいる場合でも死亡者として記入は必要です。

 

婚約者がいるのであれば婚約者の情報も記入してください。

 

離婚経験がある方は離婚した配偶者の情報も書きます。

帰化申請書の『親族の概要』を無料でダウンロード

帰化申請書の親族の概要を無料でダウンロードできます。

 

下記のリンクからダウンロードしてお使いください。

≫参考:親族の概要ダウンロード【無料】

 

記入方法は次項で詳しく解説します。

帰化申請書の親族の概要の書き方

帰化申請書(親族の概要)

①~⑦まで番号が書いてあります。番号が書いてある箇所を順に見ていきましょう。

①居住地区分

日本に住んでいる親族と外国に住んでいる親族に分けて記入します。

 

日本に住んでいる親族を書く場合は居住地区分の日本を黒く塗りつぶす。

 

外国に住んでいる親族を書く場合は居住地区分の外国を黒く塗りつぶします。

 

日本の親族と外国の親族は別々の用紙に記入してください。

②続柄

続柄とは申請者からみた親族との関係を指します。

 

続柄の記載例

  • 夫、妻
  • 長男、長女、二男、二女
  • 父、母、義父、義母
  • 兄、弟、姉、妹
  • 前夫、前妻(離婚した配偶者)
  • 婚約者
  • 内縁の夫、内縁の妻

③氏名、生年月日

氏名と生年月日を記入します。

 

韓国人や中国人は漢字。中国や台湾の簡体字、繋体字は日本の漢字に変換して書いてください。

 

そのほかの国籍の方はカタカナで記入してください。

 

アルファベットは使用できません。アルファベットの方はカタカナに直して記入します。

 

例) 李 美淑、ガルシア フェルナンド。

 

生年月日は西暦での使用は不可です。

 

日本の元号(昭和・平成・令和)で書いてください。

  • 1987年8月19日→×
  • 昭和62年8月19日→〇

④年齢

現在の年齢を記入してください。

 

例)25,40,65。数字のみ記入するので『歳』はつけません。

 

死亡している場合は空欄にしておきます。

➄職業

職業を書いてください。

  • 会社員
  • 法人経営者
  • 個人事業主
  • アルバイト
  • 公務員

専門職の方は職業名を書いてください。弁護士、医師、教師、プログラマーなど。

 

学生の場合

  • 大学生
  • 専門学校生
  • 高校生
  • 中学生
  • 小学生

6歳未満は未就学と記載します。

 

仕事をしていない場合は無職と書いてください。死亡している場合は空欄にします。

⑥住所

現在住んでいる住所を書いてください。

 

申請者と一緒に暮らしている場合は『同居』と書きます。

 

日本の住所の場合、略さず正確に表記してください。

  • 愛知県名古屋市緑区1丁目1番地→〇
  • 愛知県名古屋市緑区1-1→×

 

外国の住所の場合、アルファベットは使用できないのでカタカナに直して記入してください。

  • ネパール国 パルバット郡 クスマ市→〇
  • Nepal Parbat Kusuma→×

 

例えば父と母が同居している場合。父の住所を書き、母の住所を書く際は『同上』と書いてください。

 

つまり、同じ住所に住んでいる親族がいる場合、最初の方は住所を書き、2番目の方は『同上』と書きます。

 

死亡している方は住所の記載は不要。死亡日を記載します。

 

住所がわからない方は不明と書いてください。

⑦交際状況等

①交際の有無について

現在交流があるのか、ないのかについてです。

 

直接会ったり、電話やメールで連絡を取り合う仲であれば『有』。全く交流がない場合は『無』。

 

②帰化の意思

帰化をしたいのか、したくないのかを記載します。

  • 親族のなかで帰化したい人がいるなら『有』
  • 帰化を考えていないなら『無』

なお、親族が日本人の場合や既に帰化した人がいる場合は空欄にしておきます。

 

③意見

申請者が帰化することに賛成か反対か特になしか記入します。

 

帰化に賛成の人は賛成、反対の人は反対、特に意見がない人は特になしにチェックします。

 

④連絡先

電話番号を記入します。固定電話、携帯電話どちらでも構いません。

 

親族が外国にいる場合、国際電話の番号を書いてください。

 

電話がない場合は空欄にします。連絡先が分からない場合は不明と書きます。

 

➄帰化・申請

親族の中に帰化申請中の人がいれば帰化申請した年月日。帰化した人がいる場合は帰化した年月日を記載します。

【まとめ】帰化申請書の『親族の概要』の書き方

親族の概要の書き方を解説しました。

 

この書類は親族の人数が多いと大変な作業になります。

 

1人1人の住所や職業、電話番号などを確認する必要があるためです。

 

人数が多くて1枚に書ききれない場合は同じ用紙を2枚目、3枚目と用意して書く必要があります。

 

ただし、交際がないため住所や職業等がわからない場合、不明と書くことができるのでわかる範囲で書いてください。

 

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記事の監修者

行政書士 塚田貴士行政書士塚田貴士事務所

代表 塚田 貴士

 

【専門分野】

帰化申請、外国人の在留資格。

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