この記事のテーマ
- 帰化申請の面接から結果がでるまでの期間
- 審査期間中の注意事項
帰化申請の面接から結果がでるまでの期間
【帰化までの流れ】
- 法務局で帰化申請の事前相談
- 法務局から必要書類の指示
- 帰化申請書類の作成・収集
- 帰化申請
- 面接
- 審査期間
- 結果
- 面接から結果までどのぐらいの期間がかかる?
- 半年~10か月程度です。
半年~10か月と期間に開きがあるのは個人差があるためです。
申請者の状況によって帰化されるまでの期間が異なります。
よって6か月で結果が来る人もいれば、10か月かかる人もいます。
また申請の混雑状況の影響も多少あります。
申請が多いとその分時間がかかるので期間が長くなります。
以上の点から面接から遅くても10か月程度で結果がわかるだろうと思っていただければと思います。
- なぜこんなに期間がかかる?
- 申請書類の精査、面接した内容の確認をするため。
面接から結果の通知まで半年以上かかります。
こんなに長い期間何をしているのかと疑問に思うかもしれません。
法務局等はこの間で受理した書類や面接した内容が事実と相違ないか調査します。
つまり、書類にウソ偽りがないか、帰化の要件をきちんと満たしているのか等の確認や調査を行うのです。
職場への電話や自宅付近の聞き込み調査が行われることもあるそうです。
審査期間中の注意事項
帰化申請から結果がでるまで半年以上の期間を要します。
この期間中に申請者の状況が変更されることがあります。
申請した内容に変更があった場合は速やかに法務局の担当者に連絡をしなければなりません。
変更があったのに連絡をしない、あるいは連絡が遅れると印象がよくないので注意が必要です。
連絡が必要な主な変更点として次の事項が挙げられます。
- 連絡先や住所を変更した
- 在留資格や在留期限が変わった
- 海外に行くことになった
- 日本からの出国後、再入国した
- 身分関係に変更があった【婚姻・出生・離婚・死亡等】
- 犯罪行為や交通違反など法律違反をした
- 転職、独立など仕事関係に変更があった
- 帰化後の氏名や本籍を変更したい
- その他法務局に連絡する必要が生じたとき
上記の変更があった場合は速やかに法務局に連絡し、場合によっては担当者から追加書類の提出を求められることがあります。
まとめ
帰化の面接後から許可まで6か月~10か月程度の期間がかかります。
この期間中に受理した書類の内容や面接した内容の確認作業が行われます。
帰化申請から結果の通知がくるまでの間に当初の申請内容に変更があった場合は速やかに法務局に連絡をしなければなりません。
変更内容によっては追加書類の提出を指示されることがあるのできちんと対応する必要があります。
【関連記事】
- 帰化とは?
- 帰化の7つの条件について【わかりやすく解説】
- 帰化の6つのメリット
- 帰化申請に必要な書類とは?
- 帰化申請にはどのぐらいの期間が必要?
- 帰化申請の日本語能力テストについて
- 帰化申請と交通違反について
- 帰化申請の面接で何を聞かれるの?