【行政書士が解説】ブラジル国籍から日本へ帰化許可された実例|年収・日本語レベル・審査期間を公開

【行政書士が解説】ブラジル国籍から日本へ帰化許可された実例|年収・日本語レベル・審査期間を公開 帰化の事例
  • 「ブラジル国籍ですが、帰化できますか?」
  • 「年収が高くないと難しいですか?」
  • 「昔、交通違反がありますが大丈夫でしょうか?」

これは、日々いただくご相談です。

 

帰化申請は複雑で不安が大きい手続きです。

 

「自分の場合はどうなのだろう…」と気になる方もいるでしょう。

 

この記事では、実際に許可されたブラジル国籍の事例を解説します。

 

ブラジル人で帰化をご検討中の方はご確認ください。

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実際に許可されたブラジル国籍の事例

実際に許可されたブラジル国籍の事例

【プロフィール】

  • 20代女性
  • 国籍:ブラジル
  • 在日歴:18年
  • 在留資格:永住者
  • 勤続年数:3年
  • 年収:約330万円
  • 貯金:約20万円
  • 税金・年金:全て納付済み
  • 交通違反歴なし
  • 申請から許可まで:約1年

最初は当事務所の「公式ライン」からお問い合わせいただきました。

 

「帰化したいので、相談にのってほしい」とのこと。

 

お電話させていただき、帰化の要件を確認。問題がなかったので受任いたしました。

 

その後、一緒に法務局へ。

 

後日、必要書類を用意し申請しました。

 

結果、問題なく許可されました。

 

では、なぜ許可されたのでしょうか。

 

許可された理由を1つ1つ解説します。

年収330万円でも帰化は可能?

年収

帰化には「生計要件」があります。

 

これは、収入、支出、資産、借金が審査されます。

 

年収はいくらあればいいの?と不安になる方がいます。

 

実は、帰化に「年収基準」はありません。

 

つまり、「年収⚪︎⚪︎万円ないと帰化できない」という決まりはないのです。

 

しかし、目安はあります。

  • 1人暮らしの場合…300万円
  • 被扶養者がいる場合…1人追加につき+30万円程度

 

さらに審査で見られているのは、

  • 継続的な収入があるか
  • 家族を含めて生活が安定しているか
  • 将来も同程度の収入が見込めるか

です。

 

今回のケースでは、

✔ 正社員として3年勤務
✔ 一人暮らし(被扶養者なし)
✔ 借金なし
✔ 家計が黒字

という点が評価されました。

 

つまり、「高収入」よりも「安定」が重要なのです。

 

一人暮らしなので年収330万で要件をクリアしていました。

日本語レベルはどの程度必要?

テスト

帰化で求められる日本語能力は、小学校3年生程度と言われています。

 

日本語の「読み・書き・話す」能力が必要です。

 

能力を確かめるために日本語テストが実施されることがあります。

 

テストに合格しなければ帰化できません。

参考:【不安な人必見】帰化申請の日本語テストは難しい?実際の質問例も紹介

 

しかし、例外もあります。

 

次のいずれかに該当する方はテストが免除されることがあります。

  • 日本語能力試験N1の所持者
  • 日本の小学校、中学校、高校を卒業

上記の方は、日本語能力を有していると判断されるからです。

 

今回の依頼者は、2歳で渡日。日本の学校を卒業していたので試験は免除されました。

交通違反があっても大丈夫?

交通事故

車を運転する人は注意が必要です。

 

過去の交通違反の回数も審査されます。

 

回数が多すぎると審査に影響がでますので注意してください。

 

審査で重要なのは、以下の点です。

  • 回数
  • 内容

直近5年で軽微な違反が2回であれば特段問題ありません。

 

しかし、以下のような重大な違反は審査が非常に厳しくなります。

❌ 飲酒運転
❌ ひき逃げ

 

今回の依頼者は過去5年の交通違反がなかったので要件をクリアしました。

素行に問題がないか

デスクトップPCでタイピングをする日本人

帰化審査で重視されるポイントの一つが「素行要件」です。

 

これは、申請者が日本で誠実に生活しているかどうかを確認するための審査項目です。

 

言い換えると、日本の法律や社会ルールを守って暮らしているかが見られます。

 

具体的には、次のような点がチェックされます。

・前科や犯罪歴がないか
・税金や社会保険料をきちんと納めているか
・金銭トラブルや対人トラブルがないか

 

今回のケースでは、

・これまで警察にお世話になったことはなし
・税金、年金、健康保険料はすべて納付
・職場や私生活でのトラブル歴もなし

という状況でした。

 

特段、問題になることなくクリアしました。

 

日々の積み重ねが、審査ではしっかり評価されます。

出国歴(海外渡航の状況)

飛行機

帰化審査では、過去の出国歴も確認されます。

 

なぜなら、日本に生活の本拠があるかどうかを判断する材料になるからです。

 

過去5年間で次のいずれかに該当すると、審査に影響する可能性があります。

・一度に3か月以上、連続して海外に滞在している
・年間100日以上を海外で過ごしている

 

長期間日本を離れていると、「日本で安定した生活基盤がある」とは判断されにくくなります。

 

今回の事例では、長期出国はなし。要件は問題なくクリアしていました。

今回の許可事例をまとめます。

✔一人暮らし(被扶養者なし)

✔ 収入が330万円

✔ 税金・社会保険料をきちんと納付していた

✔ 素行に問題なし(犯罪歴・トラブルなし)

✔ 日本語能力に問題なし

✔ 交通違反歴なし

✔ 長期出国なし

帰化審査の流れ

帰化申請の流れ

実際の流れは以下の通りです。

  • 法務局で事前相談
  • 必要書類の収集(本国書類含む)
  • 書類作成
  • 申請
  • 面接
  • 追加資料提出(提出を求められた場合)
  • 許可

ブラジル国籍の場合、本国書類の取得に時間がかかることがあります。

 

準備に3か月程度、申請から審査に約1年が目安です。

帰化をご検討中の方へ

  • 「自分の年収でも大丈夫だろうか」
  • 「昔の交通違反は影響する?」
  • 「海外渡航が多いけれど問題ない?」

帰化申請は、インターネットの情報だけでは判断が難しい手続きです。

 

なぜなら、一人ひとり状況がまったく違うからです。

 

同じブラジル国籍の方でも、

・在日年数
・家族構成
・収入状況
・出国歴
・過去のトラブル歴

によって、注意点も変わります。

まずはご自身の可能性を確認しませんか?

当事務所では、

✅ 帰化できる可能性の診断
✅ 不安点の具体的アドバイス
✅ 必要書類の整理

を丁寧に行っています。

 

「まだ申請すると決めていない」という段階でも大丈夫です。

 

むしろ、申請前の相談こそが一番重要です。

一人で悩まず、専門家にご相談ください

帰化は人生の大きな決断です。

・日本国籍を取得したい
・子どもの将来のために帰化を考えている
・永住者から一歩進みたい

そんな思いがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

あなたの状況を丁寧にヒアリングし、最適な道筋をご提案いたします。

 

まずはお気軽にお問い合わせください。

記事の執筆者

行政書士 塚田貴士行政書士塚田貴士事務所

代表 塚田 貴士

 

【プロフィール】

2018年11月 行政書士塚田貴士事務所を開業

【専門分野】

帰化申請、外国人在留資格、永住権申請。

相談実績1000件以上。

公式サイト…https://kika-help.com/

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