【実例あり】帰化動機書の正しい書き方と受かる例文【行政書士解説】

帰化と動機書 帰化の基本情報

これから帰化したい方。

帰化申請に必要な動機書の書き方を知りたい」と思っていませんか。

 

「何を書けばよいのか分からない」「書き方に決まりはあるの?」と不安になる方も少なくありません。

 

★この記事を書いた人

帰化専門の行政書士。

相談件数1000件以上。帰化の許可率100%を持続。

そこでこの記事では、行政書士の視点から、帰化動機書の基本的な書き方や押さえておくべきポイントまで解説します。

 

この記事を参考に、自分らしい動機書を仕上げていきましょう。

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帰化の動機書とは?【初心者向けの基礎知識】

書類を書いているインド人

帰化の動機書とは、日本国籍を取得したい理由を、自分の言葉でまとめた書類のことです。

 

この動機書には決まった形式があるわけではありません。

 

自分の言葉で正直に、そして分かりやすく伝えることが求められます。

帰化動機書に書くべき内容【構成と流れを具体的に】

動機書の記入例

帰化動機書の例文

帰化動機書には、何をどの順番で書けばよいのか迷う方も多いかもしれません。

 

実は、ある程度の「流れ」を意識して構成することで、読みやすく、伝わりやすい動機書に仕上がります。

 

まず、前半では「これまでのこと」を書きます。

 

たとえば、自分の生い立ちや日本へ来た理由、日本での最初の経験などです。

 

次に中盤では、「現在の生活状況」を説明します。

 

日本での仕事や学校、家族との生活、地域との関わりなどを具体的に書くことで、日本での暮らしがどれだけ根付いているかを示せます。

 

最後の後半では、「これからのこと」を伝えます。

 

日本国籍を取得したい理由、今後どのように日本社会に貢献したいか、日本人としての自覚と意志などを率直に書きましょう。

 

「過去→現在→未来」という順に構成すると、読み手である審査官にも意図が伝わりやすくなります。

 

行政書士
行政書士
自分自身の経験や考えを振り返りながら、自然な流れで文章を組み立てることが大切です。

動機書の書き方

動機書は黒のボールペンで記入しましょう。パソコンでの作成は不可です。

 

まちがえた箇所は修正液や修正テープは使わず、二重線で訂正し、その上から書き直します。

 

動機書の下にある年月日は記入日を書いてください。

 

氏名の欄は母国の氏名を書きます。通称名は書かないでください。

よくある質問(FAQ)

よくある質問

動機書に関しては、多くの方が共通して抱える疑問があります。

 

ここでは、実際によく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q. 帰化動機書はパソコンで作成してもいいですか?

パソコンでの作成は不可です。手書きで書かなければなりません。

 

法務局は「日本語を書けるのか」という点も見ています。

Q. 日本語以外で書いてもいいですか?

動機書は日本語で書く必要があります。

Q. 特別永住者も提出が必要ですか?

特別永住者の場合、動機書の提出が免除されます。

Q. 文字数はどのくらいが適切ですか?

明確な決まりはありませんが、動機書の最後の行まで書くことをおすすめします。

 

文字数が少ないと、書き直しを求められます。

 

また、1枚に収まればOKなので、2枚、3枚と作成する必要はありません。

まとめ:帰化動機書で大切なのは「あなたらしさ」

帰化動機書で最も大切なのは、あなた自身の言葉で気持ちを伝えることです。

 

なぜ日本で暮らし続けたいのか、日本での経験をどう感じてきたのかを、素直に書くことで審査官にあなたの人柄が伝わります。

 

たとえ日本語に自信がなくても、丁寧に考えて書いた文章は評価されます。

 

この記事で紹介した構成や注意点、例文などを参考に、焦らず、あなたらしい動機書を仕上げてください。

 

もし不安がある場合は、専門家のサポートを利用するのも一つの方法です。

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帰化動機書の作成や書類準備に不安を感じている方には、専門家によるサポートの利用がおすすめです。

 

当事務所では、行政書士が一人ひとりの状況に合わせて、丁寧に帰化申請のサポートを行っています。

 

動機書の添削や作成支援はもちろん、他の申請書類の作成までサポートします。

 

日本語に自信がない方や、仕事が忙しくて準備の時間が取れない方でも、安心してご相談いただけます。

 

初回相談は無料で受け付けておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

専門家と一緒に進めることで、申請の不安を減らし、より確実に許可を目指すことができます。

 

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記事の監修者

行政書士 塚田貴士行政書士塚田貴士事務所

代表 塚田 貴士

 

【専門分野】

帰化申請、外国人の在留資格。

帰化申請の相談実績1000件以上。許可率100%を継続中。

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