【実例解説】ペルー人が日本へ帰化したケース|年収・日本語・審査ポイントを行政書士が解説

【実例解説】ペルー人が日本へ帰化したケース|年収・日本語・審査ポイントを行政書士が解説 帰化の事例
  • 自分でも帰化できるのか
  • 年収はどれくらい必要なのか
  • 交通違反があっても大丈夫なのか

日本に長く住んでいるペルー人の方の中には、帰化申請を考えている方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、自分でも帰化できるのか不安に感じることも多いと思います。

 

そこで今回は、実際にペルー人が日本に帰化した事例をもとに、審査ポイントを行政書士が解説します。

 

これから帰化申請を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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ペルー人の帰化許可事例

ペルー人の帰化した時の状況

まずは、実際に帰化した方のプロフィールをご紹介します。

 

申請者プロフィール

  • 国籍:ペルー
  • 年齢:20代女性
  • 在留資格:永住者
  • 日本在住歴:約18年
  • 職業:会社員
  • 勤続年数:6年
  • 年収:約380万円
  • 家族構成:母・弟
  • 日本語レベル:日本の学校卒業
  • 税金・年金:すべて納付済み
  • 交通違反:なし
  • 犯罪歴:なし

 

この方は、帰化申請から約1年で許可されました。

依頼の経緯

当初は、当事務所サイトの公式ラインからお問い合わせいただきました。

 

2歳から日本に住んでいて現在20代。

 

母と弟と市営住宅に住んでいるが、帰化を考えている。

 

最初は自分で法務局に行って手続きしようと思ったけど、必要書類が多く断念。

 

平日は仕事で忙しいので代わりに手続きしてほしいとのことでご依頼いただきました。

 

結果、無事に許可を得ることができました。

 

帰化審査ではさまざまな点が確認されます。

 

本件の事例をもとに帰化したポイントを解説します。

ペルー人が帰化した審査ポイント

チェックリスト

日本に帰化するためには、法律で定められた条件を満たす必要があります。

 

ここでは、帰化審査で特に重要になるポイントを解説します。

  • 日本で長く生活している
  • 安定した仕事と収入がある
  • 税金や年金をきちんと納めている
  • 日本語で問題なく生活できる
  • 真面目に生活を送っている

① 日本で長く生活している

期間

帰化申請では、原則として引き続き5年以上日本に住んでいることが必要です。

 

ただし、今後は5年→10年になる予定です。

 

今回の依頼者は、日本在住歴は約18年と十分な居住期間がありました。

② 安定した収入があること

費用

帰化申請では、生活の安定性も審査されます。

 

具体的には、安定した職業があり継続した収入があるか確認されます。

 

アルバイト・パートより正社員の方が職業の安定性・継続性はあります。

 

さらに、年収額も確認されます。

 

単身者の場合、年収300万円以上が必要です。

 

扶養者がいる場合、1人追加につき30万円程度を加算した額が必要です。

 

今回の依頼者は、正社員として年収380万円。

 

母親と弟と同居していました。

 

審査は世帯単位で行われるため、母と弟の収入も合算して審査されます。

 

世帯年収は700万程度あり、十分な収入を得ていました。

③ 税金や年金をきちんと納めていること

税金

帰化審査では、税金や社会保険の納付状況がチェックされます。

 

例えば、

  • 住民税
  • 所得税
  • 年金
  • 健康保険

もし未納がある場合、帰化できません。

 

未納がある場合は完納してから申請することが大切です。

 

今回のケースでは、税金・年金はすべて納付済みでした。

 

学生時代に年金の未払いがありましたが、学生納付特例を活用し免除を受けていたので問題ありませんでした。

④ 日本語能力の有無

テスト

帰化申請では、日本語能力も確認されます。

 

目安としては、小学校3年生程度の日本語能力が必要と言われています。

 

具体的には、

  • 日本語が読める
  • ひらがな・カタカナ・簡単な漢字が書ける
  • 通訳なしに日本語が話せる

 

場合によっては、簡単な日本語テストが実施されることもあります。

 

しかし、日本語能力試験のN1所持者、または日本の小学校や中学校を卒業している場合、テストが免除されます。

 

今回の依頼者は日本の小学校、中学校、高校を卒業していたのでテストは免除されました。

⑤ 交通違反の有無

パトカー

帰化申請では、交通違反の履歴も確認されます。

 

一般的には、直近5年間の違反歴がチェックされます。

 

軽微な違反が2回程度であれば問題ありません。

  • 駐車違反
  • 軽微なスピード違反
  • 一時停止違反

などです。

 

しかし、

  • 違反回数が多い
  • 重大な違反(飲酒運転など)

の場合は、帰化審査に影響します。

参考:【帰化申請】交通違反があっても大丈夫?許可されるケースとNG例を徹底解説

 

今回の事例では、交通違反はゼロ。問題なくクリアしました。

⑥ 真面目に生活しているか

書類作成する人

帰化審査では、「素行要件」も重要なポイントになります。

 

これは、日本の法律や社会のルールを守り、真面目に生活しているかどうかを確認するためのものです。

 

具体的には、次のような点がチェックされます。

・犯罪歴の有無
・周囲とのトラブルの有無

 

今回のケースでは、

・犯罪歴なし
・トラブル歴なし

という状況でした。

【まとめ】依頼者のペルー人が帰化した状況

  • 国籍:ペルー
  • 年齢:20代女性
  • 在留資格:永住者
  • 日本在住歴:約18年
  • 職業:会社員
  • 勤続年数:6年
  • 年収:約380万円
  • 家族構成:母・弟(3人暮らし)
  • 日本語能力あり
  • 税金・年金:すべて納付済み
  • 交通違反:なし
  • 犯罪歴:なし

帰化申請の流れ

帰化申請の流れ

実際に帰化の流れは以下のとおりです。

① 法務局へ事前相談
② 必要書類の収集
③ 申請書作成
④ 法務局へ申請
⑤ 面接
⑥ 審査
⑦ 帰化許可

 

必要書類の準備に2〜3ヶ月ほど。

申請から結果が出るまで1年程度。

 

まとめると帰化は書類準備から許可が出るまで1年2ヶ月程度かかります。

帰化申請は自分でもできる?

考える人

帰化申請は、本人が手続きをすることも可能です。

 

しかし実際には、

  • 必要書類が非常に多い
  • 申請書の作成が複雑
  • 法務局とのやり取り

など、手続きがかなり大変です。

 

そのため、行政書士に依頼する方も多くいらっしゃいます。

ペルー人の帰化申請のご相談について

ペルー人の帰化申請の相談

当事務所では、ペルー人の方の帰化申請サポートを行っています。

  • 自分が帰化できるか知りたい
  • 必要書類を知りたい
  • 手続きをサポートしてほしい

このような方は、お気軽にご相談ください。

 

帰化申請の経験がある行政書士が、丁寧にサポートいたします。

記事の執筆者

行政書士 塚田貴士行政書士塚田貴士事務所

代表 塚田 貴士

 

【プロフィール】

2018年11月 行政書士塚田貴士事務所を開業

【専門分野】

帰化申請、外国人在留資格、永住権申請。

相談実績1000件以上。

公式サイト…https://kika-help.com/

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