
これから日本国籍を取得したい方。
日本国籍を取得するには帰化申請をしなければなりません。
この記事では帰化申請の流れについて解説します。
帰化申請の流れ【5つのステップ】
- 管轄の法務局に事前相談
- 帰化申請書の作成、必要書類の収集
- 管轄の法務局へ書類提出
- 面接
- 許可
1.管轄の法務局に事前相談
帰化申請は住所地を管轄している法務局に行います。
≫参考:帰化とは【わかりやすく解説】
まずは申請先の法務局に電話して初回の相談予約を取りましょう。
法務局によっては1か月待ちの所もあります。
初回相談では下記のような様々な質問がされます。
- 日本に住んでいる期間
- 家族構成
- どんな仕事をしているか
- 安定した収入を得ているか
- 税金や年金を払っているか
- 過去に犯罪歴や交通違反はあるか
質問後、問題ないと判断されたら必要書類を指示されます。
一方で帰化の条件を満たしていないと判断されると申請はできません。
条件を満たしてから再度相談に来るよう言われます。
2.帰化申請書の作成と必要書類の収集
法務局で必要書類の一覧表がもらえるので確認しながら集めていきます。
必要書類は主に
- 母国で取得する書類
- 日本の役所等で取得する書類
があります。
- 母国で取得する書類
申請者の国籍によりますが日本の領事館や大使館で取得できます。
領事館や大使館で入手できな場合は母国に帰って取得しましょう。
帰るのが難しい場合、母国にいる親族に取得して送ってもらう方法もあります。
- 日本の役所等で取得する書類
主に下記の行政機関で取得します。
- 市区町村役場
- 法務局
- 年金事務所
- 税務署
≫参考:帰化申請に必要な書類とは?
3.管轄の法務局に書類提出
必要書類がすべて揃ったら法務局に書類一式を提出します。
不備・不足のない書類を提出しなければなりません。
申請書に誤りがあったり、足りない書類があると受付されないので注意してください。
4.面接
書類提出から2~3か月後に法務局で面接があります。
面接は1時間程度です。
面接では提出した書類の確認や帰化の動機について質問されます。
5.帰化許可
面接から半年~1年で結果の通知がきます。
また帰化が許可された場合、官報に掲載されます。
≫参考:帰化後の届出について
まとめ【帰化申請の流れ】
- 管轄の法務局に相談
- 帰化申請書の作成と必要書類の収集
- 管轄の法務局に書類提出
- 面接、審査
- 許可
帰化申請は上記の流れで進めていきます。
- 帰化申請の注意点
- 帰化の条件を満たしていること重要
- 必要書類の量が多い
- 帰化まで1年以上の期間がかかる
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